3-8 円グラフ・棒グラフ

問題

図は1学年300人がどのように学校に通っているかを円グラフで表したものです。ただし電車とバスのように2つ以上の方法で通う生徒はいないものとします。
(1) 電車で通っている人は何人でしょう?
(2) バスで通っている人は75人です。バスの部分の中心角は何度でしょうか?
(3) これを全体20cmの帯グラフにすると、電車の部分は何cmになるでしょう?

基本問題
160人にアンケートをとったら、「はい」が80人、「いいえ」が80人でした。
結果を円グラフに表すと、どのようになるでしょう?グラフを描いてみてください。

【解説】
全体のうち、注目しているものがどれくらいか、という「割合」を目で見てわかりやすく表すための「円グラフ」「帯グラフ」の問題です。
円グラフの場合は、円全体の中心角360度を100%(10割)とするため、3.6度が1%、または1度が360分の100%として考えるのが王道とされています。
しかしながら、メイン問題の(1)については60度分なので、全体の16.666…%(100÷6)となってしまいます。そういうときのために、割合は「分数」で考える習慣をつけておくとよいでしょう。その場合は、全体360度のうちの60度分は6分の1となり、300人の6分の1で、300÷6で50人と出すことができます。
また帯グラフの場合は、全体が帯の長さ((3)では20㎝)のため、問題ごとに1%分がどれくらいか、注目しているものは全体の何分の何か、などを考えていく必要があります。
またグラフは、公立一貫校での資料としての出題も多く、その中で計算問題として課されることも多いので、しっかり身につけておきましょう。

【答え】

メイン問題
(1)50人
(2)90度
(3)3分の10㎝

基本問題

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