1-6 多角形の性質

問題
次の図形についての問いに答えてください。
(1)正八角形の内角の和は何度でしょう?
(2)正八角形の外角の和は何度でしょう?
(3)正八角形に対角線は何本引けるでしょう?

解説
(1)内角の和と来たら、どんな三角形でも内角の和は180度と使っていきたいところ。
①1つの頂点から他の頂点に向けて、線を引いて三角形に分けていく。②全部の頂点から、中心に線を引いて三角形に分けていく、この2つとも持っておきたい考え方。もちろん八角形を描いてもらってもいいが、難しいという人は、三角形・四角形・五角形・六角形くらいまで描いて、パターンを見つけていくというのもいい解答です。
(2)外角の和は、(1)の内角の和から、1つの内角の大きさを出すのが王道ですが、実は何角形でも、外角の和は変わらなかったりします。そのため、(1)の内角の答えを、(2)で1つの外角を出してから、求める
という裏技的な方法もあったりします。
(3)もちろん公式もありますが、基本的にはまず描いてみましょう。規則がきっと見つかります。
参考までに、公式は、「1つの頂点から何本引けるか」×「頂点がいくつあるか」を考える。でも、その考え方だと、1つの線を2回数えているので、2で割る、という考えで、自分で作ることができます。

答え

問題
(1)内角の和 1080度(1角当たり135度)
(2)外角の和 360度
(3)対角線 20本

基本問題
内角の和 540度(1角当たり108度)
外角の和 360度
対角線 5本

 

 

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